スリーフィンガーピッキングをおぼえよう
スリーフィンガーピッキングについて
スリーフィンガーピッキングは親指、中指、ひとさし指の三本の指で演奏する奏法です。音楽ジャンルでいうとフォークソングやカントリー、ラグタイムなどでよく使われている奏法です。難易度についてはそれほど難しい奏法ではなく、いくつかのスリーフィンガーパターンをおぼえて手癖で弾いていくのがコツとなります。
スリーフィンガーで使う指について
スリーフィンガーピッキングでは4、5、6弦は親指、3、2、1弦はひとさし指と中指が担当します。中指と小指は基本的に使いません。
スリーフィンガーピッキングを上手に鳴らすコツはとにかく親指をしっかりと鳴らすことがポイントになります。親指はバンドでいうところのベースとドラムパートのような存在と思ってください。この親指を使ってしっかりとリズムを刻むように鳴らさないと上手に聞こえません。
練習してみよう
■スリーフィンガーピッキング練習その1 使用コード G
今回はフレットにカポタストを装着しています。最初はゆっくりめの8ビートで指の動きをならしていながら練習しましょう。
■スリーフィンガーピッキング練習その2 使用コード G Em C D
16ビートで演奏するスリーフィンガー。コード進行はG→Em→C→Dの順になります。
■スリーフィンガーピッキング練習その3 使用コード G D Em D
親指と中指で同時に弾くパターン。コード進行はG→D→Em→Dとなります。
■スリーフィンガーピッキング練習その4 使用コード C Am
カントリー風スリーフィンガーパターン。左手の低音弦だけ移動させます。軽快なリズムで弾きましょう。
■スリーフィンガーピッキング練習その5 使用コード C Am
効果としてハンマリングを使用したパターン。
■スリーフィンガーピッキング練習その6 使用コード Em D C
フォークソング風のスリーフィンガー。コード進行はEm→D→C→D→Em・・となります。
スリーフィンガーピッキングは複数のパターンをおぼえてしまい、あとは手癖で弾いていくピッキングスタイルです。反復練習で弾けるスリーフィンガーのパターン数を増やしていくのが重要になります。一度おぼえてしまえば色々な曲に応用できるし、またアコースティックギターが上手に聞こえるのでしっかり練習しましょう。