スケールトレーニングをやってみよう
スケールトレーニングとは?
スケールとは「音階」のことを意味します。音階とは音の並びのことです。例えば、ドレミファソラシドは誰もが知っていますが、これは最も代表的なスケールでメジャースケールと呼ばれています。
スケールにはメジャースケール以外にも、マイナースケール、ペンタトニックスケール、スパニッシュスケール、平調子スケール、メロディックマイナースケール、ハーモニックマイナースケール、、リディアンドミナントスケール、オルタードドミナントスケール、ディミニッシュスケールなどたくさんの種類があります。それぞれ音の並び方が違うわけです。
スケールトレーニングとアコギの関係
スケールトレーニングをする目的はいくつかありますが、一番の理由はアドリブ(ソロプレイ)のバリエーションを増やすためです。
ギターのアドリブプレイといったら、どちらかというとエレキギターの分野になってしまうので、弾き語りやソロギターを練習している人にとってはスケールトレーニングは必ずしも必要じゃないかもしれません。しかしおぼえておくとエレキギターにも応用が効くし、レコーディングのソロプレイでも役に立つので無駄な知識ではないと思います。
ただし、おぼえるとはいってもスケールトレーニングは漠然と練習してもなかなか身につかない厄介な項目です。英会話や外国語をおぼえるのと同様に難しいと思っておいた方がいいでしょう。
スケールの暗記→プレイ→暗記→・・・を何度も繰り返すことで自分の中に音の言語として取り組んでいくわけです。アコースティックギターの場合だったら、メジャースケール、マイナースケール、ペンタトニックスケールの3つの音階をマスターしておけばとりあえず十分だと思います。
ドレミファソラシドを弾いてみよう
パターンその①
開放弦を含んだスタンダードなドレミファソラシド。
パターンその②
開放弦を含まないドレミファソラシド。
パターンその③
5弦から始めるドレミファソラシドの別パターン。
パターンその④
6弦から開始するドレミファソラシド。
パターンその⑤
3弦から開始するドレミファソラシド。
パターンその⑥
4弦から開始するドレミファソラシド。
スパニッシュスケール
クラシカルな響きを持つAスパニッシュスケール
平調子スケール
日本的な響きをもつA平調子スケール