弦が痛くて押さえられないなら握力を強化しよう | 初心者から始めるアコギ塾

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弦が痛くて押さえられない原因は握力が弱いから?

 

どうも今回のアコースティックギター講座のテーマは握力です。友人のアコギ初心者から「指が痛いんでなんとかしてくれ」と頼まれたので、握力の強化について考えてみたいと思います。

 

一般的にギターの弦が押さえにくい原因は以下の3つが考えられます。

 

弦が痛い理由
  • 弦高が高い
  • 握力が弱い
  • 指の皮が薄い

 

他にもミディアムゲージを使っているとか上げれますが、ここでは一般的なライトゲージを使っていると仮定しています。

 

さて弦高が高いのなら弦高を低くする必要があります。ただしアコースティックギターの場合、12フレット上の弦高が3mm程度なら標準の範囲なのでその高さがしんどいというのであれば握力が弱いということが考えられます。指の皮が薄いという点については、これはある程度練習を続けて徐々に固くしていかなくてはなりません。いずれにしても一朝一夕で解決する方法はないというのが現状です。

 

どうしても指が痛くて練習する気にもなれないというのであれば、いっそのこと弦の太さを一番細い「エクストラライトゲージ」に張り替えてみるしかありません。エクストラライトゲージはエレキギターに近い感覚で押さえることが出来ます。エクストラライトゲージでもキツイという場合は、さらに細い弦としてコンパウンドゲージというのも存在します。コンパウンドゲージは完全に練習用のゲージですのである程度慣れてきたらゲージを太くするようにしましょう。

 

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握力はこう鍛えよう

 

握力というのは筋トレ畑の人に言わせると強化させにくい部分の力だそうです。理由は手が大きい人ほど握力が強い傾向にあるとのことです。つまり骨格レベルですでに握力が高いか低いかが決まってるようです。

 

では握力が弱い人の場合、鍛えても強くならないのかといったらそうでもありません。下の写真のようにグーパーを1分間くらい連続して繰り返すだけでもかなり鍛えられます。湯船に使っているときに水の中でグーパーを繰り返すと水の抵抗がある分握力のさらなる強化が期待できます。

 

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ある程度鍛えられたなと感じてきたら、次はハンドグリップで同じくグーパーを繰り返します。こちらも同様に1分間を目標とします。グリッパーの強度については自分の握力の40%くらいのを買えばいいでしょう。無理に強いグリッパーを買う必要はありません。持久筋を鍛えるのが目標ですから握力の数値を増やすよりも持久力ある粘りある握力を手に入れることが大切です。

 

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いつしか誰かが「アコースティックギターの魅力はヘビーゲージにある」と語っていました。今では一般的なお店ではまずお目にかかれない太い弦ですが、このヘビーゲージを使いなしてギタリストは一人前という扱いだったそうです。

 

今ではミディアムゲージが一番太い弦になりライトゲージが主流となっているので、昔と比べて指から血を流して練習する必要はなくなりました。YouTubeを見ると小中学生の女の子でも立派に弾いていたりするので、握力が弱いから弾けないということはけっしてないと思います。

 

話はそれましたがギターを弾くにあたって握力はあって損することはありません。しっかり鍛えておきましょう。

 

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錆びた弦も痛みの原因になるので注意!

 

 

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