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ピックを使った弾き方について
ピックとは?
ピックはアコースティックギターの弦を弾くのに使う小道具です。ストロークでガンガン弾く場合もリードプレイをする場合もピックを使います。ギターはピックなくして弾くことはできないといっても過言ではないでしょう。ピックの持ち方については人それぞれといった感じで大きなルールはありません。それだけ持ち方に個人差があるわけですが、なるべく軽快で爽やかな響きになるように工夫する必要があります。
ピックの持ち方
①まず人差し指のお腹の上にピックを軽く乗せます。 | |
②次にそのまま親指をそえて「OKサイン」の形を作ります。ピックを持つ力の強さは「卵が割れない程度の加減」がベストです。 | |
③ピックはガチガチに握っては駄目です。ある程度のしなやさかがないと綺麗に鳴りませんので、力加減は控えめを意識しましょう。 |
ピックを持つ深さについて
ピックの握る深さは0.5mmから1cmくらいがベストです。深く握りすぎたら音が濁るし、浅すぎたら音に厚みが出ません。ピックの角度については基本的に三角形の頂点が弦に当たるよう調整すればいいでしょう。 | |
カントリー系や弾き語りなどで低音弦を響かせたいという人は写真のように角度を調整する人もいます。自分好みの音になるよう角度を調節してみましょう。 |
ピックを使ってストロークしてみよう
ストロークする時のコツとして「うちわをあおぐように」とよく言われています。ただしこれは手首のしなりを利用するので、上達するまで時間がかかります。初心者のうちは「脱力」を意識して、肘を使った大振りストロークをメインにしていいと思います。 | |
ストロークは基本的に、6弦から1弦まで全部鳴らすつもりで振り下ろします。 | |
手首も肘も力で強張らないよう注意します。音量を出すことよりも、音量を最小限にとどめるつもりで弾いてみるようにしましょう。 |
ストロークする位置による音の違い
ストロークは振り下ろす場所によっても音が変化します。一般的にはホール中央で鳴らすのが標準的な位置になります。ギターの上手な人は、状況にあわせてストローク位置を変化させています。 |
- サウンドホール中央位置でストロークした音・・・通常ストロークはこの位置で弾くのがベストとされています。
- ブリッジ側でストロークした音・・・バラつき感のある音が特徴。カントリー系やテクニカルなフレーズを弾く時によく使われる場所です。
- 指板側でストロークした音・・・まとまり感のある音が特徴。16ビートなど速いリズムはこの位置がよく使われます。
まとめ
以上、ピックを使ってストローク弾いてみようの解説でした。左手のコードフォームは反復練習で自然と上達しますが、右手はなかなか上達しないという人がいます。僕自身もずいぶん長い間「こうじゃないなー」と思い悩んでました。これは字の上手い人、下手な人がいるように力使いが天然で上手い人がいるんだと思います。まあ才能がある人は得なんですが、才能がなくても練習次第で上達していくので頑張っていきましょう。
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