ストローク講座応用編
12ビートストローク/シャッフルストローク
12ビートストロークパターン
12ビートは1拍が3つの音で構成されています。下の例は全部ダウンストロークで弾いていますが、オルタネイトで弾くのもありでしょう。個人的にはダウンストロークの方が安定しやすいと思います。まあルールに縛られる必要はないので、ストロークする時は強弱をつけて雰囲気を出すことを意識しましょう。使用コードはGとEm。
シャッフルビートストローク
12ビートの形から音を一つ中抜きしたのがシャッフルビートとなります。8ビートと12ビートの中間的なリズムといって良いでしょう。ダウンとアップを交互にして弾いてますが、ダウンのみで弾くのも練習になると思います。使用コードはGとEm。
16ビートストローク
16ビートストローク その1、フォーク風
16ビートは1拍が4つの音で構成されています。単純に考えると8ビートの倍の速さになります。16ビート単体で構成された例は珍しく、8ビートと複合して演奏するのが一般的です。最初はメトロノームのテンポをゆっくりめに設定して練習するようにしましょう。コード進行はG→Em。
16ビートストローク その2、カントリー風
ジャンジャカ、ジャンジャカと拍の頭に合わせてリズミカルなパターン。このパターンはフォークやカントリーなどで聞くことのできるストロークパターンです。コード進行はG→Em。
16ビートストロークとシャッフルの複合パターン
複合パターン その1、路上弾き語り風
16ビートストロークとシャッフルのリズムを組み合わせたパターン。路上で弾き語りしてる人がよく使っているストロークパターンですね。簡単に弾けて上手に聞こえるからという理由からかもしれません。コード進行はC→Em→Am→C7。
複合パターン その2、ウェストコースト風
○ーグルスっぽいパターン。コード進行は2弦3フレットを押さえG→C。
以上、ストロークの応用講座でした。ストロークは楽譜を見ながら弾くものではなく、与えられたコードを元に自分でアレンジしながら弾いていくものです。手癖で弾くものと言ってもよいでしょう。ある程度上達してきたらコード譜サイトなどを参考に、自分の好きな曲で練習するのがベストです。またCDをかけながらアーティストと一緒に練習するなどやり方は色々あります。
関連ページ
- 電子式チューナーを使ったチューニング
- 音叉を使ったチューニング
- 基本フォーム(持ち方)をおぼえよう
- コード(chord)を弾いてみよう
- ピックを使って弾いてみよう
- メトロノームを使って練習しよう
- ストローク講座初級編
- カッティング、ブリッジミュートをマスターしよう
- Fコード(バレーコード)攻略講座
- タブ譜の読み方とフィンガーピッキング講座
- スリーフィンガーピッキング講座
- 単音(ドレミ)を使ってスケールトレーニングをしよう
- 弦が痛くて押さえられないなら握力を強化しよう
- メロディとベースラインを弾いてみよう
- ジャカジャカを弾いてみよう【速いストローク】
- お洒落な響きのコードフォームをマスターしよう