ストローク講座初級偏
ストロークとは?
ストロークはピックを使って複数の弦をジャランと鳴らす奏法のことです。路上でジャカジャカ弾いてるアレです。ストロークはアコギにかぎらずギタープレイにとって基本中の基本なのでしっかり出来るようになりましょう。
ダウンストロークとアップストローク
ピックを使って6弦方向から1弦にかけてジャランと降ろすように弾くことをダウンストロークといいます。はんたいに1弦から6弦方向にかけて鳴らすことをアップストロークといいます。このダウンとアップを交互に弾いていくことをオルタネイトストロークといいます。
初心者のうちはダウンストローク中心に練習して、しっかりとリズムがきざめるようになってきたらアップストロークを取り入れていくようにしましょう。
ストロークのコツ
ダウンストローク
ダウンストロークは6弦からジャランと振り下ろすようにピッキングします。全部の弦を鳴らすわけですが、ここで重要なのは力加減のコントロールです。力任せにバンバン弾くのではなく、時には優しく時には強くと力加減に緩急をつけることが大切です。ピックを持つ時も卵がつぶれない程度の力で握ることが必要となります。
アップストローク
アップストロークはダウンストロークした状態から手首を返すようにして振り上げます。印象としては「うちわを仰ぐ感覚」が近いです。アップストロークは6弦全部を鳴らす必要はなく、1弦~4弦くらいまで鳴らせたら十分です。
実際に練習してみよう
■Gコードでダウンストロークしてみよう
まずは簡単なGコードをメトロノームのリズムに合わせてダウンストロークをしてみましょう。
■複数のコードを使ってダウンストロークをしてみよう
次は「G」と「C」と「D」のコードを使ってコードチェンジをしながらダウンストロークをしてみましょう。
■8ビートオルタネイトストローク
ダウンストロークとアップストロークを交互にすることをオルタネイトストロークといいます。リズミカルに弾けるよう練習しましょう。
■8ビートオルタネイトストローク 空ストローク
空ストロークとは弦を弾かず『空振り』してストロークを維持することを意味します。空ストロークをする理由はリズムが乱れるのを防ぐためです。
■8ビートオルタネイトストローク 空ストローク応用編
次は空ストロークの応用を練習してみましょう。シンコペーションを取り入れた例です。楽譜ではダウン→(空アップ)→(空ダウン)→アップ→(空ダウン)→アップ→ダウン→アップ・・・と続いています。空ストロークは慣れてきたら最小限の動作で自然と出来るようになってきます。はじめのうちは出来るだけ大きな動作で練習するようにしましょう。
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