ギターの音が大きい場合の対処法/初心者から始めるアコギ塾

アコギの音量を下げるには

今回はアコースティックギター(アコギ)の音量についての話です。

 

知ってのとおりアコギというのはけっこう音量が大きいです。もちろんアンプを使って鳴らすエレキよりは控えめな音量ですが、普通に弾いてたら家の外にまでは丸聞こえするくらいの音量はあります。エレキギターならアンプを使わなかったら音量はたいしてありませんが、アコギの場合はそういうわけにはいきません。

 

そこでアコギの音量を小さくする方法を考えてみました。

 

サウンドホールにタオルをつっこむ

 

まず最初に思いついたのがサウンドホールにタオルをつっこむという方法です。かなり原始的な方法ですが、理屈的にはタオルを入れることで音の反射が軽減し音量が小さくなります。

 

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サウンドホール内部は結構広くてハンドタオル一枚ではまだまだ空きがあるので3枚くらいは必要となります。実際に3枚つめて鳴らしたところ音量がかなり下がってることを確認しました。その効果は体感-30%くらいでしょう。音を全部カットするにはいたりませんが、確実に音量は下がることがわかりました。

 

サウンドホールにゴム製のカバーをとりつける

 

次に試してみたのが市販されているゴム製のラバーカバーを取り付けるという方法です。ゴム製のカバーをホール入り口に装着することで弦の音(振動)を内部に入るのを防いでくれるというものです。

 

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装着はいたって簡単で、弦を外さなくても緩めるだけで可能でした。ハンドタオルを内部に入れるよりもずっとスムーズに装着脱することが出来ます。肝心の音量低減効果については体感-40%くらいでしょう。タオルをつっこむ方法よりも低減効果は高いといえます。

 

 

 

ちなみにこのサウンドホールにカバーを取りつける方法はハウリング対策としてプロの現場でも実際に使用されている方法です。ハウリング対策なら最初からエレアコ使えばいいのでは?と思いますが、アコギ特有のニュアンスを録音したい場合はやはりアコギを使うのがベストなのでしょう。少し話がそれましたが、サウンドホールカバーはレコーディング用途でも使えるということです。

 

まとめ

 

以上、アコギの音量を物理的に下げる方法の紹介でした。

 

感想ではゴム製のカバーを取り付けるのが一番手っ取り早いし効果が高いと感じました。それでも音量を完全に遮断することは出来ませんし、人によってはまだまだ音量が大きいと感じるかもしれません。

 

完全に音を消すとまではいかなくても、深夜練習が可能なくらいの音量で弾きたい場合はサイレントギターを買うしかないようです。

 

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