ライブ演奏を目指す人へのアドバイス | 初心者から始めるアコギ塾

ライブ演奏を目指している人へ

 

 

アコースティックギターを趣味にするうえで、一つの到達点が人前で演奏することだと思います。このページではライブをする際の注意点、心構えを解説しています。

 

ライブに参加するにはどうする?

 

ライブ演奏を目指す人へのアドバイス | 初心者から始めるアコギ塾

ギターは一人で弾いていても楽しい楽器ですが、ある程度上達してくると次は人に聞いてもらいたい欲求が生じます。

 

そこで「決心してライブに参加する」というわけですが、ではどうしたらライブに参加できるのかを説明したいと思います。

 

まずライブに参加するには当然会場が必要になります。その会場で弾き語りやソロ演奏するためには、あらかじめホール関係者の人に参加意思を伝える必要があります。楽器屋などで「~夏ライブ参加者募集」といったチラシが貼られていることがありますが、その場合も同様に電話やメールでやり取りが必要なります。

 

ここで注意したいのは主催する規模によってはある程度の技量を要求されることがあるということです。またリハーサルをやるから来てくれと言われることもあります。そういうわけなのであらかじめ自分の技量をしっかり伝えておかないと先方に迷惑をかけてしまうこともあります。そうならないためにもまずは参加フリー型の大雑把なライブに申し込んでみるようにしましょう。

 

公園や路上ライブは駄目??

 

ライブ演奏を目指す人へのアドバイス | 初心者から始めるアコギ塾

駅前や公園ではたまに歌ってる人がいますが、あれがいわゆる路上ライブというやつです。路上でやるライブははっきりいってお金がかからない手軽なライブです。

 

必要なのは気合と羞恥心を捨てることです。ただし羞恥心を捨てるとはいっても人の迷惑にならないよう配慮する神経は必要です。深夜に大声で歌ったりするのはやめておきましょう。

 

またPA音響機材を持ち込んで演奏したりする人もいますが、都市条例で迷惑行為となり撤去を命じられることもあるのでやはり注意が必要です。

 

世間一般的な認識では「公園や路上はステージじゃないから歌ったりするな!」となっています。人から注意されたら素直に応じる機転は必要です。以上をふまえた上で自分の責任範囲内で演奏する分には大目に見てもらえるかもしれません。

 

ライブハウスを借りるということ

 

ライブハウスを借りてステージで演奏するには、フリーで参加するよりもハードルが断然高くなります。要求される腕前もグンと上がるし、ライブハウスによってはデモテープを渡して技量審査してもらわなければいけないケースもあります。ライブに向けて用意しなくてはならないことは以下のとおり。

 

・ライブハウスへの依頼
・借りるための予算
・スケジュール
・チケットの販売
・ライブの告知活動etc・・

 

やらなければならないことは山ほどあります。というか、これはもう個人の趣味活動の枠を超えてきます。プロを目指す人ならライブハウスでのプレイは登竜門とも言えるかもしれません。もしライブハウスでも活動も視野に入れているのであれば、下記サイトで全国のライブハウス情報が掲載されているので参考にしてください。

 

ライブハウス特選ガイド

 

ライブにむけてやっておきたいこと

 

その①通し稽古をやっておこう

ライブに「ぶっつけ本番で挑む」という人は少ないと思いますが、ある程度の予行演習はあらかじしておきましょう。具体的にはライブ当日の数日前に演奏する曲と順序を決めて、通し稽古をしておくとよいでしょう。通し稽古をしておくで、途中でどの曲をやったらよいのか迷うというトラブルを回避することが出来ます。ライブにありがちなミスや「歌詞を忘れる」などのトラブルは必ずあると想定して、そこで中断したりしないよう「ごまかす練習」もしておきましょう。

 

その②立って練習しよう

ライブの規模や場所によっては必ずしも座って演奏出来るわけではありません。あくまでも参加する立場にあるので「立って歌ってほしい」と提案されたらそれに従うしかありません。ですのでライブの練習は基本的に立って状態で演奏するようにします。立って弾くと指板が見えにくくなって演奏しにくいかもしれませんが、サイドポジションマークを目印にして弾くのが本来の演奏スタイルです。

 

その③人に聞かせよう

自分の演奏を他人に聞かせた経験のない人はライブに挑戦する前に、まず家族や友人に演奏を聞いてもらうようにしましょう。人に聞かせることで、ここはこう歌った方が良いよといった「生の意見」を聞くことが出来るからです。自分では気付かなかったクセを修正するきっかけにもなります。普段から人前で演奏しておくことで本番の時に緊張しないですみます。自分の素の力を安定してだせるためにも人前で演奏する習慣はぜひつけておきましょう。

 

その④トラブルに備えておこう

ライブになると緊張からか色々とミスをしてしまうものです。一番多いのが歌詞やコードを忘れてしまうことでしょう。ここで注意しておきたいのは、たとえ歌詞やコードを間違えたとしても演奏を中断しないということです。途中で演奏を中断するというのはどんなミスよりも厳しい失敗といえます。自動車の免許試験で例えると、途中で棄権して試験そのものがパーになってしまった状態と同じといえます。観客の人も当然しらけてしまいます。ですのでミスをしたとしても途中棄権だけはしないでください。歌詞を忘れた場合は「ルルル~」と歌ったり、コードを間違えた場合はブラッシングやカッティングでリズムキープするようにしてゴマかすようにしましょう。

 

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