滑舌を鍛えて発音を強化しよう | 初心者から始めるアコギ塾

滑舌を鍛えて発音を強化しよう

舌(ベロ)をストレッチしよう

 

滑舌を鍛えて発音を強化しよう | 初心者から始めるアコギ塾

滑舌(かつぜつ)とは舌の動きのことなのですが、この舌の動きがスムーズに動かない人がいます。理由はいくつかありますが、人と話をしない期間が長く続くと舌の筋肉が退化していき上手く発音出来なくなることが考えられます。

 

舌の動きが良くないと人と話す時によく噛んだり、ろれつが回らなかったりして相手から聞き返されることが度々あります。そうなると人と話すのが億劫になってしまい、よけい人と話をしなくなってしまうという負のループにおちいってしまいます。滑舌が悪いということは当然歌う時にも影響を与えます。音程がいくら取れていても滑舌が悪いというだけで聞こえ方が悪くなってしまうからです。

 

ひとくちに滑舌が悪いと言っても色々と生活面で影響を与えていることがわかります。そういうわけなので発音が悪いと感じてる人は舌を鍛えてみることをおススメします。舌の筋肉の鍛えた方についてはいたってシンプルですが、とにかく動かすことが重要です。まずは舌のストレッチから始めてみましょう。

 

①まず最初に口を閉じます。
②そのまま舌を下唇と下歯茎の間に入れます。
③舌を右奥左奥へと振り子のように動かします。歯茎を舌で綺麗に掃除する要領で結構です。
④3~5往復させたら、次は上唇と上歯茎の間に下を入れます。
⑤後は同手順です。

 

この舌のストレッチは、滑舌を良くするほかに顔の筋肉の刺激効果もあるので毎日やっていたら顔がひきしまってくるのでおススメです。

 

早口言葉で滑舌を鍛えよう

 

舌のストレッチが終わったら、次は早口言葉を練習してみましょう。早口言葉は子供のときに誰もがやったと思いますが、アナウンサーやナレーター、声優といった話すことが職業の人にとって毎日の必修項目となっています。早口言葉と聞くとなんとなく地味な練習に思えますが、それだけ滑舌を良くするのに効果的な練習方法だといえます。以下有名な早口言葉一覧です。3回連続で言えるよう練習してください。

 

・隣の客はよく柿食う客だ
・生麦 生米 生卵
・赤パジャマ黄パジャマ青パジャマ
・かえるぴょこぴょこ3(み)ぴょこぴょこ あわせてぴょこぴょこ6(む)ぴょこぴょこ
・隣の竹垣に竹立てかけたのは竹立てかけたかったので竹立てかけた
・坊主が屏風(びょうぶ)に上手に坊主の絵を描いた
・農商務省特許局、日本銀行国庫局、専売特許許可局、東京特許許可局
・スモモも桃も桃のうち 桃もスモモも桃のうち
・商社の社長が調査書捜査
・新進シャンソン歌手総出演新春シャンソンショー

 

上記の早口言葉以外にも、新聞や雑誌を朗読して苦手な言葉を見つけたらひたすらその言葉を復唱するという方法もあります。とにかく自分の苦手な言葉やフレーズを繰り返し復唱することで舌筋(ぜっきん)が鍛えられてやがて噛まずに発音出来るようになります。最初はゆっくりから始め、次第にスピードをあげていくようにしましょう。

 

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