カラオケでボイストレーニングしてみよう | 初心者から始めるアコギ塾

カラオケはボイストレーニングに最適

カラオケでボイストレーニング?

 

歌を上達させるためにはボイストレーニングは必ず必要となります。しかしそのボイストレーニングにしても何時でも何処でも出来るとは限りません。自宅で大声を出して練習すること自体、抵抗がある人が大半だと思います。

 

そこで練習場所として利用したいのがカラオケボックスです。カラオケボックスならいくら大声を出したとしても文句を言われることはありません。ドリンクも飲むことも出来ますし、好きなアーティストの楽曲を思う存分歌うことができます。時間についても多くの店は24時間営業しています。つまり個人が出来るボイストレーニングの練習空間としてカラオケボックスはかなり優秀といえます。

 

「一人でカラオケは恥ずかしい」は昔の話

 

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まず最初に多くの人が思っている疑問を考えてみたいと思います。それは一人で行くカラオケはなんだか恥ずかしい行為ではないのか?ということです。

 

一昔前まではカラオケに一人で行くというのは悲しい娯楽のように思われていました。多くの人は「カラオケは一人で行く場所ではない」という認識があり、一人で行くというのは罰ゲームじゃないか?と考えてる人が大半でした。

 

しかし時代は変わるもので「一人でも行くよ」という人が昔に比べて格段に増えてきました。カラオケ店もヒトカラを推奨していて、ヒトカラ専用店まで出店しているほどです。

 

YouTubeやニコニコ動画で自分の歌を披露している人も大勢います。趣味の考え方が昔に比べて柔軟になってきたのかもしれません。そういうわけで、一人で行くのは恥ずかしいと尻込みする必要はとくにないので気軽に行ってみましょう。

 

ヒトカラがしやすい曜日・時間

 

勇気を出してヒトカラに行ったものの、店が混雑してたりしたら途端にやる気を失くすものです。そこでヒトカラがしやすい曜日、時間帯を調べておきましょう。

 

<本命>平日の昼間(午後4時くらいまで)
平日の昼間こそがヒトカラするのにもっとも適した時間といえます。店側にしても団体客が来ない時間帯なので一人客も歓迎します。また高校生など騒がしくする連中が来ない時間帯なので落ち着いてじっくり練習することが出来ます。料金についても昼間は割引があるので安く使えます。

 

<中穴>平日の夕方(午後4時から7時まで)
この時間帯は学生達が利用する時間帯なので、しずかに練習というわけにはいかないかもしれません。しかし少しくらい賑やかな環境で歌ったほうが良いという人にとってはオススメできる時間帯です。料金についても多くの店は7時までは「昼間料金」で安く利用できます。

 

<利用は避けた方が無難>金、土の夜。土日の昼間
この時間帯はどうしても人が混むのでヒトカラは避けた方が無難だと思います。料金についても夜の場合は昼の料金の倍くらいしますし、飲み会や宴会の帰り客がいるなかで一人で利用するというのも抵抗があるかと思います。土日しか行けないという場合は、開店してから1時くらいまでなら比較的空いてるのでその時間帯を狙って行ってみるのが良いでしょう。

 

カラオケでボイストレーニング Q&A

 

Q、カラオケでどうボイストレーニングするの?
ヒトカラに行って好きな曲を歌いまくる時点で一つのボイストレーニングといえます。しかしカラオケで歌うと実力以上に上手に聞こえてしまうという欠点もあります。これはエコーやコンプレッサー処理された声がスピーカーから出てくるわけですが、その時点で自分の本来の声に脚色が施された状態となっています。脚色された音というのはボイストレーニングにとってはデメリットになります。カラオケでボイストレーニングをしようと思うなら音量を控えめにしたアカペラ風味で歌うようにしましょう。。

 

Q、飲み物は何が良いの?
歌を練習するとどうしても喉を酷使してしまいがちです。とくにカラオケに行ったときなどは自分の限界以上の声を出して喉を痛めてしまう危険もあります。そこで喉をケアするという意味でも飲むドリンクは選ぶ必要があります。最初に結論を言いますが、歌の練習に一番適している飲み物は『水』です。水こそが喉を潤し、もっとも喉の負担を軽減してくれる飲料です。コーヒーやお茶といったドリンクは微細な粉末成分が喉や胃に負担を与えるので歌の練習には不向きとされています。甘味料系はまだマシですが、常飲してしまうと太る原因になります。そういうわけで一番良い飲み物は水ということになります。

 

Q、カラオケ機械の音量設定はどうする?
カラオケ練習の最適な音量についての解説です。音量については「うるさくない程度の音量」に設定しましょう。あまりにも大音量だと長時間歌う場合にどうしても疲労が発生しますし、聴力悪化の原因になります。聞き疲れしない程度の音量で練習するようにしましょう。伴奏とマイクの音量比率については、ボイストレーニングを目的としているなら、マイクの音量は伴奏に比べて控えめにしておきましょう。マイクの音量を上げると小さな声でも大音量が出てしまうので練習という意味では効果が半減してしまうからです。どうせ練習するなら上達を目標にして真剣に歌いたいものです。マイクによる脚色は極力排除して自分の声で目一杯響かせることが大切です。

 

Q、エコーかけた方が気持ち良いんだけど、ない方がやっぱりいいの?
カラオケは楽しむものだから、本人がいかに楽しむかというのが一番重要だと思います。つまりエコーをかけるのは良いと思います。ただしボイストレーニングの観点からいうと、余分な音響効果は排除した方が良いのも事実です。自分の欠点をいかに矯正するかが重要ので、そういう意味ではエコーは控えめにした方が良いでしょう。

 

Q、原曲キーが難しいんだけど?
実際のところ原曲で歌う必要はたいしてありません。自分の歌いやすいキーで歌うのが一番です。プロの歌手でも他の人の曲をカバーする時はキーを変えてるケースはたくさんあります。原曲で無理に出ない声を出そうとするよりも自分に合ったキーで繰り返し練習を重ねていく方がはるかに上達します。

 

Q、マイクの持ち方は?
マイクの持ち方は基本的になんでも良いと思います。一般的には集音部(金網部分)を持たず棒部分を持つのが音が篭らないので理想とされてます。またマイクを口に近づけ過ぎず5センチくらい離して歌うようにしましょう。自分の苦手な発音部分や声が小さくなる場合はマイクを口元に近づけるなど状況に応じてマイクの位置を変えていくのもテクニックの一つです。

 

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