使用ギターの紹介①YAMAHA（ヤマハ）FG-201、FG-160 | 初心者から始めるアコギ塾

■YAMAHA(ヤマハ)　FG-201　使用感想■

YAMAHAのFG-201はヤフーオークションで購入しました。

購入当初はサドルが牛骨製に交換されていたのですが、前の持ち主がこの牛骨サドルを無理やりハンマーで叩いて入れたのか完全に埋まった状態となってました。そのためサドルを別のに交換する時にえらく手こずったのをおぼえています。

プラスチック製のサドルに交換し、サドルを紙やすりで削って6弦2.5ｍｍくらいの弦高に調整しました。これで弾きやすくなったのはいいんですが、肝心の音は厚みがなくなりペラペラとなってしまいました。調整を間違えたのか？と、今度は弦高を3mm少し超えるくらいにして作り直したら音の鳴りが復活し乾いたいい音になりました。個人的にはFG系のギターは低い弦高では鳴らないようになってるんじゃないかと思っています。

FG-201はフォーク全盛期に製造されたギターということもあり、発売当時で2万円という安価なエントリー機種でありながらも不思議な温かみを持った音色があります。国内で生産されたギターなので、今のように中国の大きな工場で生産されているギターとは違い、ギターの根幹部分の作り込みは丁寧だったのかもしれません。あくまで推測ですが。

FG-201は現在はオークションで売却してしまいましたが、オール合板造りのギターのわりには無骨で乾いた音が出ていたのをおぼえています。お金と置く場所があれば、また購入して色々いじって遊んでみたいと思っています。

■YAMAHA(ヤマハ)　FG-160　使用感想■

YAMAHAのFG-160もヤフオクで入手したギターです。

FG-160を入手した当時はエクストラライトゲージが張られてました。一番細いゲージです。その細いゲージが張られていたのにも関わらず弦高を調べると3,5mmだったので、状態を調べてみるとネックの元起きとボディも膨らみが確認できました。中古ギターはこれがあるからあまりおススメできません。

一応トラスロッドが回ったので、目一杯下げて3.5mmになるようセッティングし直しました。これ以上弦高を下げようと思うなら、サドルを削るしかありません。しかしFG-160のサドルは接着剤で固定されていたので簡単に取れそうもなかったのでそのまま使い続けることにしました。

FG-160はYAMAHAのグリーンラベル時代と呼ばれる時期に製作されたギターで、サウンドホール内部にグリーンラベルが張られています。ネックも丸太のように太いのが特徴です。出る音はデカく、ギブソンのギターとは似てないですがドスンと迫力のある音を出してくれます。しかし繊細に響きかせたい場合には向いてないギターでもあります。年数が経過したギターなので乾いたサウンドを鳴らしてくれてるのはいいのですが、いかんせんそのままの状態では長時間弾くことは困難なコンディションだったからです。

いっそのこと弦高を4mm以上の高めにセッティングにして、チューニングを半音下げてカポタストを使用してガンガン弾くのがいいのかもしれません。YAMAHAのグリーンラベルはビンテージギターのわりには安い値段で売られてますが初心者には扱いギターだと思います。僕自身も使い続けるのは微妙に感じたのでFG-160もオークションで売却しました。