ギターの神様、チェット・アトキンス
元祖ギターの神様ともいえる超大御所ギタリスト、チェット・アトキンス(Chet Atkins)の紹介です。
チェット・アトキンスの概要
チェット・アトキンス(Chester Burton Atkins、1924年6月20日-2001年6月30日)は、アメリカ合衆国テネシー州出身のギタリストです。
チェット・アトキンスは音楽家一家の元に生まれ、早くから音楽の才能に目覚めていきました。1939年にマール・トラヴィスの演奏をラジオで聞き感銘を受け、独自でギターをマスターしていったようです。
レコードデビューを果たしたのが1946年。類まれなギターの腕前が高評価し数々のレコード会社と契約しチェットアトキンスの名が全世界に広まるようになります。
サムピックとフィンガーピッキングを多用した絶妙なソロプレイは、ジャズ、クラシック、カントリー界のみならずロック分野のギタリストにたいしても、多大な影響を与えジョージハリスン、スティーブハウ、プレスリーといった大物アーティストとも競演しています。
自身のアルバムを製作する一方、セッションミュージシャンとしても多数のアルバムに参加。プロディーサーとしてナッシュビルサウンドを作り上げるなどマルチな才能を発揮しました。
2001年6月30日、癌のためナッシュビルで他界してしまいますが、生涯に発表した作品のうち13作品がグラミー賞を受賞するという神業とよべる快挙を遂げています。
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